有用植物利用法(11)~野草酒と野草茶の作り方

《野草酒の作り方》

*草の酒はいろいろ作っておいて数種類のものをブレンドすることによって、さらにいっそう効果が高まる。(例えば、糖尿病の場合、カキドオシとドクダミをベースにして、花粉がいっぱいの花粉酒を加えると、より効力が発揮される。これに野草茶を併用したり食事療法を加えると効果はよりいっそう期待できる。)

*ドクダミ酒・ヨモギ酒・ビワの葉酒は調合のベースとなるため、できるだけたくさん作っておくのが望ましい。

*野草酒や花酒は医療として使うばかりでなく、化粧水にもなりパック剤にもなる。ヨモギ、ドクダミ・アロエなどの薬酒もりっぱな化粧水となる。

野草酒や花酒は飲んだり化粧水、パックに用いるだけでなく、お風呂上りに全身に塗ることで血行がよくなり、肩凝りなどの改善や足の裏に塗れば解熱にも効果がある。また洗髪時のリンスやヘアトニック(抜け毛・白髪予防)としても使用できる。

*「作り方」:採取した原料はきれいに水洗いし、その後花も草も半日か一日、日陰か日光に当て、布でよく拭いて水気をとる。漬け込むときは、葉や茎や根は2~3センチに刻み漬け込む。花も葉も乾燥させた物を使っても良い。容器は消毒した密封性のものを準備する。仕込むときは広口瓶、熟成してからは口の細い瓶に入れて保存する。(プラスチック製の容器は絶対避けること。)お酒は35度のホワイトリカーが最適。材料は生の葉や全草の場合漬け込む瓶の半分、花や乾燥した根・それ以外の乾燥したものは漬け込む瓶の1/3くらいが適量(あまりこだわらなくてもいい)。糖分を加えるときは純粋ハチミツを使用のこと。ただし、化粧水として利用するときはハチミツは入れない。

材料の引き上げ:ドクダミ・ヨモギ等の葉や全草は10ヶ月~1年で引き上げる。引き上げた滓は薬草風呂として利用できる。

*飲酒の量:楽しみや予防(就寝前に盃一杯)、治療を目的(盃二杯程度)

《野草茶の作り方》

*全草を使うドクダミ、カキドオシ、センブリ等は、花が開花し始めたときから満開時が薬効が多いので、その時期に採取する(夜明けから午前10時頃まで)。干す前の水洗いは花や花が付いている枝は花粉を落とさないように根元の方から逆さにして水をかけること。洗って小束にして根元を結わえ、風通しの良い軒先などにつるして乾燥させる。乾燥したら2~3センチに切る。それを厚手の鍋で焦げないように軽く炒る。→出来上がり。

*おいしい飲み方:土瓶またはホーローかアルマイトのやかんを使って、沸騰してきたら弱火にして3分くらい煮立たせてから火を止める。そのまま余熱でしばらく置きじっくり味や成分を引き出す。(1.8リットルの水にブレンド野草茶一握り)使用する水はミネラルウォーターかアルカリイオン水が望ましい。

◎手軽に飲みたい時:急須に一つまみの野草茶をいれ、熱湯を注ぎ、3分くらい置く。

◎慢性病の場合:沸騰してから弱火で2,30分煎じる。湯飲みに一日3~4杯くらい、空腹時に飲むと良い。最低一週間は続けて飲むこと。何らかの反応が出てきたときは、量を控えめにしたり薄めにして飲めば、2~3日か一週間くらいで治る。その後は酸性の血液が弱アルカリ性に浄化されていき、症状の回復が期待できるとされている。

以上は『野草に学ぶ健康法』(著:標 ヒロ、現代書林、1994.6.9、)を参考に致しました。

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尚、このサイトで「有用植物利用法」として掲載致します植物は、「食用にされる植物」「健康に役立つ植物」「薬として使用される植物」「毒を含んでいる植物」等いろいろありますが、有毒植物の中にもその毒性成分が弱く一般に利用できるもの、食用は不可でも外用に効果があるものなど、使用方法によっても様々な植物を掲載する予定でおります。しかし、その使用方法によっては薬効が無いばかりか害を及ぼすこともありますので、植物を利用される場合、取り扱いについては充分注意することを忘れないようお願い致します。また、利用される場合は全て「無農薬」「自然栽培=化学肥料の使用も全て不可」で栽培された植物でないと、単なる食用にしかなりません。ご自分のプランターで栽培した自然のままの植物を使用されることをお勧め致します。

ここで述べております「利用法」は全て個人的な趣味のレベルでの「利用法」としてご笑覧頂けましたら幸いです。   ソフィア

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