有用植物利用法(20)~ハトムギ~ 

名前 ハトムギ

 

分類 イネ科ジュズダマ属の穀物
収穫期 9月~10月
栄養素 下記参照
効能 実(薬用部分):虚弱体質やアレルギー体質の改善。

結核・腎臓炎・腺病体質・利尿・リュウマチ・胃腸虚弱・糖尿病・脚気・神経痛・不妊症・ガン・美容、に効力を発揮。

イボ取り効果大

生育地 畑栽培
花 色 黄色
利用法 生薬:ヨクイニン

お茶:ハトムギ茶(市販)

料理:精白してご飯やおかゆにする。小麦粉と混ぜてお焼きなどにする。

ハトムギ(adlay)は、東南アジアやインドを原産地とするイネ科の作物です。

中国や韓国では昔から漢方薬として使用されることが多く、日本でも食品としてだけでなく医薬品や化粧品などに利用されています。

ハトムギの実は、外側を硬い殻で覆われています。殻の内側には薄皮・渋皮と呼ばれる皮があり、中心の子実を守る構造です。この子実がヨクイニン(薏苡仁)と呼ばれ、漢方薬の原料になります。

ハトムギの殻と皮をとって、精米機にかけたものが精白粒です。精白粒は、加工して食品として利用されます。ハトムギ茶は、一般的に殻を取り除かずに全粒を焙煎したものです。

ハトムギの旬は、一般的に9月~10月です。ハトムギの原産は熱帯地域のため低温に弱いので、地域によっては収穫が9月よりも早いこともあります。海外からの輸入が増えた時期もありましたが、ハトムギの効能が注目されたことで近年は国内の生産量も増えています。

国内では岡山を在来とする品種が改良され、日本各地でハトムギの栽培が行われるようになりました。

料理に利用されることの多い、ハトムギの精白粒100gに含まれる成分・栄養素は、下記表の通りです。

カロリーは米100gの約2倍、タンパク質も13.3gと米の2.5gよりも多く含まれています。

もう一つ注目したい点は、豊富に含まれるミネラルです。カリウムを始め、マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・マンガンを多く含みます。

なお、ハトムギは殻にも栄養素が豊富に含まれており、精白粒と殻付きのハトムギでは成分が異なります。ハトムギはその構造から、殻と薄皮・渋皮、中身の子実に分けられ、子実を精製したものが精白粒です。

一般的に殻付きのハトムギはお茶に使用されますが、粉末状で販売されるハトムギのなかにも殻付きのまま粉末にしている製品があります。

ソフィア

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食品名 単位 はとむぎ 精白粒
廃 棄 率 % 0
エネルギー(kcal) kcal/100 g 360
エネルギー(kJ) kJ/100 g 1506
水 分 g/100 g 13
たんぱく質 g/100 g 13.3
アミノ酸組成によるたんぱく質 g/100 g 12.3
脂 質 g/100 g 1.3

 

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