有用植物利用法(2)薔薇《ハーブティと花酒1》~想い出の花

                       薔薇《ハーブティーと花酒1》

以前、淡路島での「アフタヌーンティーの集い」に参加したことがありました。紅茶の葉と一緒にバラの花も見せて頂いたので、同じような咲きかけの花を乾燥させて「ローズティー」ができないかと実験をこころみてみました。でもそれは無謀なことのようで、それを知った会の主催者Yさんは驚いてすぐにメールをくださいました。

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バラのお花を育てるのは難しくありませんか?

バラのお花は、虫が付き易いので注意です。

剪定をした後に、たいてい虫よけのお薬を噴霧するので心配になりました。

例えば、ハイビスカスティーは、ビタミンCも含み、夏の暑さのリフレッシュにも好まれ、女性に人気のハーブティーですが、観賞用のハイビスカスとは別のものからお茶はできています。このような理由から個人的に作るのは困難です。

食用でなければいけないのです。

私は、まだ勉強できていないので的確なことをお伝えできないのですが

emailを拝読し、バラについても少々心配です、、、。

乾燥させたバラの蕾は、ポプリのように楽しむことは可能かと思います。(メール文より抜粋)

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私はもう10年以上前から、ミニバラとして深紅と黄色の2種類の大好きな香りの花を購入して育てています。その後ノイバラ(ピンクと白)も植えてみました。

もちろん無農薬栽培です。ですから、安心して実験に取り掛かっていました。

ハーブの効用については、昔ハーブやサプリという言葉をまだ知らなかったころ(40年以上前)中川牧三先生から教えられました。(草花や花粉を食する?当時、とても奇妙に思ったものでした)

ハーブは、西洋では日本の薬(家庭薬)のように使用されているとのことでした。

先生はお若い頃からずっと、日本と欧州を半年間づつ滞在されていたそうで、その地で知り合われた方々と本当の親友関係を築くためには、日本の匂いを出しては不可能になる、と仰っておられました。各国人特有の匂いがあるのだそうです。韓国はにんにく、日本は醤油、イタリアは・・・。

個人から匂うのではないそうですが、民族の匂いとして感じるものでしょうか。

今では日本食は健康食として世界中で大人気です。でも明治以後(敗戦後も含め)の日本は永らくアジアの発展途上国としてしか見做されていませんでした。日本のプリンスの一人として、世界中どんな立場の方々とでもお近づきになられていた先生でも、“あ・うん”の呼吸が理解できる親友となれば、日本人の匂いを消す必要があったようです。このことは相当真剣に話されていました。食事は絶対現地のものを。日本から食品を持ち込んではいけないとも仰っていました。その頃日本では珍しいハーブティ(カモミールティでしたが)を風邪の予防になると飲ませて頂いた思い出は、オペラを勉強している弟子へのハーブというイタリアの匂いの一端を伝えるためのものだったのでしょうか。

近代日本の西洋音楽の歴史を創ってこられた先生の細やかな気配りを、ハーブの香りに重ね合わせてしまいます。   ソフィア

                       (続)

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