今日の散歩道(127)~クズ(葛) (秋の七草 7-5)

(秋の七草 7-5) 葛は山野、街中の公園、空き地、道路際等いたる所に繁茂しているマメ科つる性の多年草。繁殖力が強く駆除が困難、高速道路の防音壁を覆いつくす様に広がって繁茂して大変な厄介者となっています。

秋の七草では、最も簡単に見つかると思っていたのですが、蔓が繁茂していても花芽がついておらず、こんな筈ではと思いながら、アチコチ捜索しても見つからず、苦労しました。 奈良の田舎では労せず家まわりに花が咲いていたのに、この違いは何故か、それが不思議で成りません。

吉野川(和歌山県で紀の川となる)上流の吉野町の国栖(くず)が古代からクズ粉の産地であったことから、このつる性植物名が葛(くず)と呼ばれる様になったと伝わっています。

山芋のように太く長い根からは、良質なデンプンがとれ、薬用や高級和菓子の原料に使われます、また葛の花は爽やかなフルーツのような芳香が漂います。

1876年フィラデルフィア万博の時に、会場装飾として米国に持ち込み、それを機に装飾 家畜飼料 砂防目的に使われたのが、その後制御不能となり「グリーンモンスター」として、3万平方キロも米国で繁茂してるそうです。1991年のフィリピンのピナツボ火山大噴火の後、舞い上がる火山灰の制御に日本の学者が葛を持ち込んだ、
後日談は聞いていません、大丈夫ですかねえ。

山仲春男

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