今日の散歩道(144)~ヨウシャヤマゴボウ

竹藪沿いの小径を通り過ぎた時に、この厄介者の外来種が目につきました。

晩秋この実を啄んだ野鳥が糞としてアチコチに放出した種が、思いもつかない場所で芽生えて市街地に雑草化して、身近に育っています。

春先に芽を出し、その頃は他の雑草にまみれて区別がつきませんが、夏頃から豹変して、周りを押さえつけるように成長、適応する環境次第で大きい物は2メートルぐらい(添付の写真は、この植物としては小型)ぐらいまで伸びます。

咲く花は地味で花序は垂れ下がり小さな白色、その後実が熟す頃には、茎は紅色に染まり、実が徐々に黒く熟して、見るからに毒々しい感じの植物に成って来ます。 葉っぱも紅葉します。

この植物は、別名でアメリカヤマゴボウと呼ばれ、北アメリカ原産のヤマゴボウ科の多年草、ゴボウの様な太い根っこが真っすぐに1メートル位伸長、生えている場所によっては完全に除去できず、残った根っこからまた、芽ばえて来ます。

晩秋にはブルーベリーによく似た果実となり、幼児が毒性を知らず口に入れて仕舞う事故が時々報じられてますが、幼児が身近にいる場合は、この植物を見つけたら早めに除去する必要があります。 茎や根っ子も毒性あり要注意です。

果汁は強力な染色力が有り、アメリカではインクベリーと呼ばれ織物の染料として使われた事が有るそうで、どう見ても観賞に向く植物とは思えず、日本に明治期に、染料として移入され、それが野生化したのかも知れません。

山仲春男

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