今日の散歩道(168)~カクレミノ

定期的に植木鉢を入れ替え、季節ごとの草花で通行人の目を楽しませてくれている旧家の門前に、先週からこの樹が並んでいます。 花の雰囲気はヤツデにそっくりですが、葉っぱの状態を見ると少し違います。

ヤツデは葉っぱの切れ込みが7~9カ所ですが、種から育てた幼木は、この写真と同様に切れ込みが3カ所の事もあるのですが、花をつけるのは春の時期なので、この時期での開花はあり得ないので、ヤツデでは無さそう。

これはヤツデと同じウコギ科に分類される常緑樹の「カクレミノ」という樹です、葉に3~5か所に切れ込みが入り、その葉の形は成長に伴い形が変化して、大きく育つと、最後には葉の切れ込みが消えて卵型に成ります。

天狗の民話に出て来る隠れ蓑に似た形をしているのが、この名前の由来となったと言われてます。

この樹は、日本原産で、関東以西の山野に自生していて、熟した黒い実はヒヨドリ ツグミ等の野鳥が好み、種を糞にして放出されるので、野外での分布が拡大しています。 神社や公園等に植栽されているのは高木に成長していますが、個人の宅でも大きく育たない様に切り戻し管理して内部が見えない様に目隠し目的で植えているのを見かける事が有ります。

山仲春男

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