今日の散歩道(175)~オリーブ

イタリアレストランの入り口、大きなテラコッタの鉢に植わっていたオリーブの実が、朝晩の冷え込みが厳しく成って、黄緑から紫、そして艶やかな黒色に色付きました。 小豆島では先日来バージンオイルの搾油が始まり、多くの観光客で賑わっている様です。

オリーブはモクセイ科の常緑樹で、乾燥に強く地中海沿岸地域で、古代から重要な油糧作物として栽培されて来ました。

日本では江戸時代に平賀源内が栽培に取り組んだのが最初で、20世紀初頭に小豆島で本格的な栽培が始まったものです。 初夏の頃に小さな白い花をつけて、晩秋に成熟するのですが、渋味が強くて、生のままでは食べれず、渋抜き加工をして初めて食用になります。 私はドライマティーニが好きで、底に沈むオリーブの独特の味わいが大好きでした、だいぶ前の事になりますが、熟した黒い実を見つけ、失敬して一個口に入れて、あまりの渋さにビックリした事があります。

天罰が降りたのでしょうが、口中の渋味が抜けるまで相当時間がかかりました。 この渋味の成分はポリフェノールの一種で、実を虫や鳥から守る為の様です。

縁起の良いオリーブの木、花言葉は、平和 知恵 勝利とか、並みの植物とランクが違います。

山仲春男

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