今日の散歩道(182)~ノイバラ

終日に亘って雨が降るとの天気予報は、見事に外れて雨は明け方までに止み、雲の切れ目から薄日が覗いています、雨に打たれた紅葉が路面に落下した中を気持ちの良い散策になりました。

茂みの木に巻き付いたノイバラが小さな赤い実を付けていました。 ノイバラは日本原産で沖縄を除き全国の山野や都市部の樹木に巻き付いて自生する、つる性のバラでアチコチで目にします。

初夏の頃、白くて良い香りの五弁の花を咲かせ、晩秋のこの時期に小さな実は赤く色づきます、女性ホルモンを整える効能があるとかで、ローズヒップティーで楽しむ他、ドライフラワーやリースの素材としても使われています。

何よりも重要なのは、この実は各種バラの品種改良に使われ、園芸用のバラの「接ぎ木の台木」としての役割です。 種苗業者は、この赤い実を収穫して、果皮を外して(果皮には発芽を抑制する成分が含まれる)種まきして、一定の太さまで育てて、その台木に接ぎ穂のバラを差し込み活着させて苗を育てています。

山仲春男

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